2025年11月 SMI®代理店会議開催予定
札幌で家業のスポーツ用品店(スポーツショップ古内)を経営している古内氏は、SMIプログラムを活用することで、自身の「成功」の概念を再構築し、会社の業績を劇的に向上させた事例です。
SMIに出会う前、私(古内氏)は大手スポーツメーカーでトップセールスを達成するなどの経歴を持っていました。しかし、家業に戻ってから経営不振と顧客からの信頼を失い、挫折を経験しました。この「どん底」の時期にSMIのプログラムと出会います。そして、SMIのモティべーターからのアドバイスもあり、最初の目標として年間売上を、その当時の売上の36%アップに設定しました。
結果として、目標にはわずかに届かなかったものの、売上は35.99%まで増加しました。この時、モティベーターから「目標に到達できなくても、過去の自分を超えられたのなら、それは立派な成長であり、成功だ」という言葉を受けました。この経験が「成功とは到達することではなく、成長することだ」という新たな価値観を私の中で確立する転機となりました。
私が最初に採用し、私の価値観に変化をもたらしたプログラムは、PSP (Personal Success Planner) でした。その後も、私はSMIのプログラムを自身のビジネスに積極的に適用していきました。
ACS(Art of Creative Selling):営業能力を向上させるためにこのプログラムを採用しました。社内での学習を日課にし、私の営業成績を着実に伸ばしました。
DSM(Dynamics of Successful Management)とDYF(Discover Your Future):業務過多を解決し、社員教育を強化するためにこれらのプログラムを導入しました。これにより、私は組織編成と権限委譲を学び、社員と夢や目標を共有する「共通言語」を持つようになりました。結果的に、協力的な社員だけが会社に残り、私たちの組織の効率性は向上しました。
これらの取り組みを通じて、私は、ネット通販が拡大する時代に「店舗販売」という私たちの原点に立ち返り、「実際に商品を手に取って確かめることができる」野球用品に特化した店づくりを推進しました。特に、グラブの販売数を毎日記録し追跡する「目標追跡」を徹底しました。その結果、年間グラブ販売数は300個から1,600個以上へと5倍以上に増加し、私たちの会社全体の業績も飛躍的に向上しました。
SMIの学びは、ビジネスだけでなく、家族との時間や人間関係といったSMIの基本理念である「人生の6分野」にも好影響を与えたと私は述べています。私は、金銭的な成功だけでなく、誰からも愛され、周りに夢を与える「トータルパーソン」になることを最終目標として掲げています。これからもSMIを通じて自己成長を続けていくことを私たちは決意しています。
福岡県で家づくりを行う有限会社大木装美は、SMIプログラムの導入により組織課題を克服し、飛躍的な成長を遂げました。本事例は、経営者がまず自己変革を遂げ、その哲学を組織全体に展開する為の社内塾によるプログラム採用を通じて、業績向上と組織文化の変革を同時に実現した成功モデルです。業績の飛躍的な向上と社員の自律的な成長を達成した、SMIプログラム活用の模範的なクライアントと言えます。
SMI導入以前、私(江崎氏)は会社の重要事項をすべて決定し、その責任を一人で負うという大きなプレッシャーにさらされていました。経営から社員育成まで多岐にわたる役割を一人で担うことに限界を感じ、社員の意識の不統一や、組織としての一体感の欠如も課題でした。また、社員には金銭だけでなく、人間的にも豊かな人生を送ってほしいという強い願いがありました。
これらの課題解決のため、私は37歳であった2015年にSMIプログラムと出会い、PSP(Personal Success Planner)、DPM(Dynamics of Personal Motivation)、DSM(Dynamics of Successful Management)などのプログラムを個人的に採用し、月次勉強会や「行動計画セミナー」に継続的に参加し、自己変革をスタートさせました。
個人での学びを通じて、私は「成功とは到達ではなく、価値ある目標を設定し、段階を追って実現していくプロセスである」というSMIの成功哲学を深く理解しました。この確信に基づき、SMIを学ぶ目的を「人間性を高める」「なりたい自分になる」ことと定め、自己成長を継続しました。
私の変革を経て、組織課題の解決のため、2020年9月よりSMIプログラムを組織的かつ段階的に導入しました。
第1回社内塾(EPP、Effective Personal Productivity): 2020年9月より約1年間、係長層と私自身を対象に実施し、週に1回のミーティングでレポート発表や重要事項決定を行い、実践的な運用を図りました。
社員全員の参加: 2022年4月からは社員全員を対象にESP手帳勉強会をスタート。さらに2022年9月からは、営業・工事部門を対象とした第2回社内塾(SMP、Special Motivation program)(ACS、Art of Creative Selling)も開始し、全社的な意識改革と能力向上を推進しました。
社内塾では、上下関係なく敬語で接し、尊敬と謙譲の姿勢を徹底することで、誰もが意見を言いやすい心理的安全性の高い環境づくりを意識しました。
SMIプログラムの継続的な実践は、会社全体に目覚ましい成果をもたらしました。(2015年7月末日締めと2022年7月末日締めの比較)
業績の拡大: 売上は当時の1.89倍、社員数は1.67倍、お取引先の会社数も1.25倍に伸び、事業規模が大きく拡大しました。
組織文化の変革: 社内は明るく、さわやかな雰囲気になり、社員は積極的で肯定的な言葉づかいをするようになりました。社員が経営理念に基づき自律的に判断・行動できるようになったため、組織の実行力が向上しました。
社員の主体性: 社員が目標設定の大切さを理解し、自ら計画・行動して新卒社員2名の採用を成功させました。採用基準も経験よりも前向きな姿勢を重視するように変化しました。
私の自己管理: 私自身も多岐にわたる役割から解放され、自分の時間を大切に扱えるようになり、週に2回ジムに通うなど健康管理ができるようになりました。
私は、「1にも2にも正しい目標設定」を重視し、根底には「人間性を高める、人生を物心共に豊かにする」ことを置いて実践しています。また、「もう学ぶことはこれ以上ない」という考えを戒め、学びを止めないことが自己成長と発展の鍵であるとしています。私自身が「明るく、笑顔、素直」を実践し、謙虚に耳を傾ける姿勢が、組織全体に成長の文化を深く浸透させました。