2026年1月 SMI® ベーシックトレーニング・ SMI®代理店会議 開催予定
札幌で家業のスポーツ用品店(スポーツショップ古内)を経営している古内氏は、SMIプログラムを活用することで、自身の「成功」の概念を再構築し、会社の業績を劇的に向上させた事例です。
SMIに出会う前、私(古内氏)は大手スポーツメーカーでトップセールスを達成するなどの経歴を持っていました。しかし、家業に戻ってから経営不振と顧客からの信頼を失い、挫折を経験しました。この「どん底」の時期にSMIのプログラムと出会います。そして、SMIのモティべーターからのアドバイスもあり、最初の目標として年間売上を、その当時の売上の36%アップに設定しました。
結果として、目標にはわずかに届かなかったものの、売上は35.99%まで増加しました。この時、モティベーターから「目標に到達できなくても、過去の自分を超えられたのなら、それは立派な成長であり、成功だ」という言葉を受けました。この経験が「成功とは到達することではなく、成長することだ」という新たな価値観を私の中で確立する転機となりました。
私が最初に採用し、私の価値観に変化をもたらしたプログラムは、PSP (Personal Success Planner) でした。その後も、私はSMIのプログラムを自身のビジネスに積極的に適用していきました。
ACS(Art of Creative Selling):営業能力を向上させるためにこのプログラムを採用しました。社内での学習を日課にし、私の営業成績を着実に伸ばしました。
DSM(Dynamics of Successful Management)とDYF(Discover Your Future):業務過多を解決し、社員教育を強化するためにこれらのプログラムを導入しました。これにより、私は組織編成と権限委譲を学び、社員と夢や目標を共有する「共通言語」を持つようになりました。結果的に、協力的な社員だけが会社に残り、私たちの組織の効率性は向上しました。
これらの取り組みを通じて、私は、ネット通販が拡大する時代に「店舗販売」という私たちの原点に立ち返り、「実際に商品を手に取って確かめることができる」野球用品に特化した店づくりを推進しました。特に、グラブの販売数を毎日記録し追跡する「目標追跡」を徹底しました。その結果、年間グラブ販売数は300個から1,600個以上へと5倍以上に増加し、私たちの会社全体の業績も飛躍的に向上しました。
SMIの学びは、ビジネスだけでなく、家族との時間や人間関係といったSMIの基本理念である「人生の6分野」にも好影響を与えたと私は述べています。私は、金銭的な成功だけでなく、誰からも愛され、周りに夢を与える「トータルパースン」になることを最終目標として掲げています。これからもSMIを通じて自己成長を続けていくことを私たちは決意しています。
福岡県で家づくりを行う有限会社大木装美は、SMIプログラムの導入により組織課題を克服し、飛躍的な成長を遂げました。本事例は、経営者がまず自己変革を遂げ、その哲学を組織全体に展開する為の社内塾によるプログラム採用を通じて、業績向上と組織文化の変革を同時に実現した成功モデルです。業績の飛躍的な向上と社員の自律的な成長を達成した、SMIプログラム活用の模範的なクライアントと言えます。
SMI導入以前、私(江崎氏)は会社の重要事項をすべて決定し、その責任を一人で負うという大きなプレッシャーにさらされていました。経営から社員育成まで多岐にわたる役割を一人で担うことに限界を感じ、社員の意識の不統一や、組織としての一体感の欠如も課題でした。また、社員には金銭だけでなく、人間的にも豊かな人生を送ってほしいという強い願いがありました。
これらの課題解決のため、私は37歳であった2015年にSMIプログラムと出会い、PSP(Personal Success Planner)、DPM(Dynamics of Personal Motivation)、DSM(Dynamics of Successful Management)などのプログラムを個人的に採用し、月次勉強会や「行動計画セミナー」に継続的に参加し、自己変革をスタートさせました。
個人での学びを通じて、私は「成功とは到達ではなく、価値ある目標を設定し、段階を追って実現していくプロセスである」というSMIの成功哲学を深く理解しました。この確信に基づき、SMIを学ぶ目的を「人間性を高める」「なりたい自分になる」ことと定め、自己成長を継続しました。
私の変革を経て、組織課題の解決のため、2020年9月よりSMIプログラムを組織的かつ段階的に導入しました。
第1回社内塾(EPP、Effective Personal Productivity): 2020年9月より約1年間、係長層と私自身を対象に実施し、週に1回のミーティングでレポート発表や重要事項決定を行い、実践的な運用を図りました。
社員全員の参加: 2022年4月からは社員全員を対象にESP手帳勉強会をスタート。さらに2022年9月からは、営業・工事部門を対象とした第2回社内塾(SMP、Special Motivation program)(ACS、Art of Creative Selling)も開始し、全社的な意識改革と能力向上を推進しました。
社内塾では、上下関係なく敬語で接し、尊敬と謙譲の姿勢を徹底することで、誰もが意見を言いやすい心理的安全性の高い環境づくりを意識しました。
SMIプログラムの継続的な実践は、会社全体に目覚ましい成果をもたらしました。(2015年7月末日締めと2022年7月末日締めの比較)
業績の拡大: 売上は当時の1.89倍、社員数は1.67倍、お取引先の会社数も1.25倍に伸び、事業規模が大きく拡大しました。
組織文化の変革: 社内は明るく、さわやかな雰囲気になり、社員は積極的で肯定的な言葉づかいをするようになりました。社員が経営理念に基づき自律的に判断・行動できるようになったため、組織の実行力が向上しました。
社員の主体性: 社員が目標設定の大切さを理解し、自ら計画・行動して新卒社員2名の採用を成功させました。採用基準も経験よりも前向きな姿勢を重視するように変化しました。
私の自己管理: 私自身も多岐にわたる役割から解放され、自分の時間を大切に扱えるようになり、週に2回ジムに通うなど健康管理ができるようになりました。
私は、「1にも2にも正しい目標設定」を重視し、根底には「人間性を高める、人生を物心共に豊かにする」ことを置いて実践しています。また、「もう学ぶことはこれ以上ない」という考えを戒め、学びを止めないことが自己成長と発展の鍵であるとしています。私自身が「明るく、笑顔、素直」を実践し、謙虚に耳を傾ける姿勢が、組織全体に成長の文化を深く浸透させました。
SMIプログラムとセミナー活用例 3:
SMIプログラムが導いた人生と会社経営の変革
平山まり社長は、元ギャルで大学中退という経歴を持ちながら、3児の母、そして株式会社 COMME PARISの代表を務める女性経営者です。COMME PARISは、プチカヌレ専門店として田園調布に本店を構え、オンラインサイトや全国の百貨店での数多くのポップアップストアを展開中です。M&Aで経営を引き継いだ当時の年商から一年後は1.1倍、2年後は1.3倍と着実に増え始め、3年後にはなんと4倍の急成長を遂げ、今後はそれ以上を見込んでいます。
1. 私とCOMME PARISの出会い
私 (平山氏) がこの会社を引き継ぐことになったきっかけは、長女が1歳のとき。夫の師匠から会社継承の話をいただき、「子どもに安心して食べさせられるお菓子を、もっと身近なものにしたい」という思いからでした。しかし、仕事と子育ての両立には多くの壁がありました。ある女性役員から「社長をやるのか、ママをやるのか、どっちかにしてください」と言われた一言に深く傷つきながらも、その悔しさが「理想を形にする」強い原動力となりました。
2. 人生と会社を変えたSMIプログラム
私の大きな転機を支えたのが、SMIプログラム、特にエレガンス東京のESP (Executive Success Planner)セミナーとLFW(Leadership For Women)プログラムでした。SMIの学びを通じて、私は「本当にやりたいなら絶対に諦めない」「人はいつでも変われる」「自分で決めることが大切」という信念を体得しました。葛藤を乗り越えるために、理想とする「6分野トータルパーソン」(家庭・経済・健康・社会・精神・教養)像を紙に書き出し、明確な目標を掲げました。そして毎月のESPセミナーでは、「次の1か月の目標」と「その達成のための行動ステップ」を具体的に書き出すことを徹底しました。この積み重ねが、COMME PARISの急成長を支える確かな土台となりました。新商品「プルミエール」の開発もその成果のひとつです。開ける前も食べた瞬間もワクワクするこのカヌレは、カヌレブームにも乗り、オンラインショップのホワイトデー部門で1位を獲得。今では売上の50%を占める看板商品となりました。
また、ESPセミナーで「70万粒のカヌレを作りお客様へ届ける」と具体的に設定しました。行動を明確にすることで「できる」という確信に変わり、実際にバレンタインデーとホワイトデーのある2か月間で70万粒の販売を達成することができました。一方で、パティシエの大量退職という大きな危機も経験しました。そのときも自ら製造現場に立って乗り越えました。この出来事が、のちにスタッフとの信頼関係を強める大切な経験となりました。
3. 心構えと自己変革 ― LFWプログラムを通じて
経営の成功と同時に、私自身の内面にも大きな変化がありました。夫婦関係に危機を迎えたとき、LFW(Leadership For Women)プログラムで出会った言葉に救われました。「心構えがすべてです。あなた自身やあなたの環境、他の人たちに対する心構えが、これからあなたがリーダーシップのスーパースターになれるか、それとも平凡な人生に埋もれてしまうかを決めるのです。」
この言葉を通して、私は「良いことは人のおかげ、悪いことは人のせい」と考えていた自分に気づきました。会社も家庭も、自分の成長の結果として存在しているのだと理解し、「起こることすべて私が源である」という生き方に変わりました。以来、私は毎日「私は、起こることすべて私が源だ」というアファメーションを唱え、日々の行動を意識的に選ぶようになりました。手帳には毎日6つ以上の行動を記し、ひとつずつ実行する習慣を続けることで、心と時間にゆとりが生まれました。この「書いて整理すること」と「言葉に出して affirm(肯定)すること」が、私にとって人生を変える基盤になりました。また、SMIのプログラムは子育てにも生きています。子どもたちにもSMIの音声を聞かせ、「大きくなるのは楽しい」「決めるのは私」といったポジティブな言葉に日々触れさせています。子どもたちが自分で人生を選び取る力を育ててほしいと願っています。
4. 成功の根底にある「愛」
そして、私の成長と挑戦のすべての源にあったのは「愛」でした。
“Where there is love, there is life.” 愛があるところに人生がある。心が折れそうになったとき、支えてくれたのは家族、スタッフ、仲間たちの存在でした。SMIプログラムで学んだ自己変革の力や、どんな困難も乗り越えられる勇気は、この「愛」があったからこそ発揮できたものだと確信しています。
SMIを通じて、私は「目標を具体化し実現する力」と「すべては自分が源であるという心構え」を身につけました。
そして、経営者として、母として、一人の女性として、そしてトータルパースンとして成長を遂げ、会社を飛躍へと導くことができたのです。
100万ドルの成功計画(5則)活用例 4:
失敗の連続から「価値ある目標」の具現化へ
渡部哲也様の体験は、SMIプログラムの内容とそこで培われた考え方が、ご自身の自己変革、企業の成長、そして社会貢献活動にいかに不可欠であったかを具体的に示しています。
1.目標なき模索と挫折:『100万ドルの成功計画(五則)』との出会い
私(渡部氏)の人生は、裕福な家庭に生まれ、何不自由なく育った「依存心の強い少年」として始まりました。しかし18歳のとき、父の会社が倒産し、生活は一変します。そのとき父から託されたのが『100万ドルの成功計画(五則)』でした。倒産後も逃げずに生き抜いた父の姿を通して、私は「目標を持つこと」と「決して逃げないこと」という『五則』の精神を初めて学びました。これがSMIとの最初の出会いです。しかしその後も私は、「一攫千金」を追い求め、競輪選手、ラーメン店、会計事務所勤務など十数の職業を転々とし、失敗を重ねました。東京の会計事務所に勤めていた時期にもSMIと再会する機会がありましたが、その時は断ってしまいました。当時の私は、目標の価値を「自分の利益」にしか見出せず、『五則』の本質を理解できていなかったのです。野望だけが先行し、信念の欠けた模索の時代でした。
2.SMIの真髄の体得と「価値ある目標」への覚醒
真の転機は、三度目のSMIとの出会いでした。SMIユーザーの紹介でSMIの代理店を訪問する機会があり、そこで目の当たりにした『セールスマンズ・マニュアル』などの教材を徹底的に学び、「アファーメーション」を日々実践する姿に衝撃を受けました。SMIは単なる営業手法ではなく、「自らが体現者とならなければ実践できないビジネス」だと確信し、私はモティベーターになる決意を固めます。仙台で活動を始め、プログラムを自らに徹底的に叩き込みました。それでもなお、「一攫千金」への執着を完全には捨てきれず、事業の廃業を繰り返しました。転機となったのは、鯛焼店を経営していた頃、恩師から受けた次の言葉です。「自分のもとに利益を集めようとするのではなく、他者や社会に分配することで、結果的に豊かさは自分に返ってくる。」この教えを通して、私は初めて『五則』の第一、「考えを鮮明にする価値ある目標」とは、自分の欲求を超えた利他的な目標であることを悟りました。40歳までの22年間の失敗は、「目標の価値の欠如」にあったと気づき、真のモティベーションの本質を理解した瞬間、人生と事業の方向性は根本から変わりました。
3.理念の具現化と社会貢献モデルの構築:企業成長の柱へ
「価値ある目標」を見出した私は、妻の弟の重度障がいをきっかけに、「障がい者も同じ人間であり、その潜在能力は無限であることを証明する」ことを生涯の使命と定めました。これはSMIの中核理念である「人間の潜在能力は無限である」を、社会で具体的に実現する決意でもありました。実践の第一歩は、問題児とされていた青年の雇用でした。SMIの理念に基づき接することで、彼が成長し、自らの役割を見いだしていく姿は、プログラムの教育的力を実証するものでした。この成功体験をもとに、障がい者を積極的に雇用するビュッフェレストラン「六丁目農園」を開設しました。運営会社「アップルファーム」は、「障がい者を納税者に」という明確な社会的ビジョンを掲げ、SMI理念を具現化した成功モデルとして急成長しました。その革新的な取り組みは全国的に注目され、安倍元総理やアメリカ大使館からも障がい者雇用の優良事例として紹介されました。この成功の哲学は息子にも受け継がれ、彼も自らの意思でSMIを導入し親子三代にわたりSMIの理念に基づく継続的成長と社会貢献を実践しています。
100万ドルの成功計画の「価値ある目標の設定と追求」・「成功への意識と強固な決意」は、私と企業を真の成功へと導いてくれる礎となっています。